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2009/11/11

渦中の歌姫が待望のニュー・アルバムをリリース

今年2月に元恋人のCHRIS BROWNから受けた暴行について、長いこと沈黙を守っていた歌姫RIHANNAだが、先日ABCテレビの番組『20/20』の中で司会のDIANE SAWYERに事件に至った詳細をついに明らかにした。そんな話題の彼女が11/23にDEF JAM RECORDSからリリースするニュー・アルバム『RATED R』には、事件から受けた苦悩を彷彿とさせるエモーショナルな楽曲が多数収められている。

「MAD HOUSE」のイントロで幕を開けるアルバムは、すでにリークされている楽曲「WAIT YOUR TURN」、そしてJEEZYが参加した「HARD」と続き、どちらの楽曲でもタフな女の子を主人公にした歌詞が展開されている。

そして、そのあとに続くバラード曲「STUPID IN LOVE」では、鼓動するビートを背景に“あなたをまだ愛しているけど、もうこれ以上はムリ。私は愚か者かもしれないけど、バカではないわ。あなたは何を失うか理解していないし、私が去ってからようやくその現実に気づくはず。私こそ、あなたが求めていた存在だってね”と歌っている。
さらに続く「ROCK STAR」では、重厚なベースにと共に元GUNS N' ROSESのギタリストSLASHによる折り重なるようなエレキ・ギターをフィーチャー。RIHANNAはバッド・ガール風のアティチュードで攻撃的な歌詞を歌い上げている。

その後、アルバムからの第1弾シングル「RUSSIAN ROULETTE」、曲の最後に響き渡るサイレンをフィーチャーした「FIREBOMB」、そして打ちつけるようなドラム・ビートに乗せて恋する相手とのセクシーなランデヴーについて歌った「RUDEBOY」と続き、WILL.I.AMとのデュエット曲「PHOTOGRAPH」へと移行。この曲はアルバムの中でも特に際立った楽曲の1つで、“過去に執着するのはイヤだけど、あなたは私のすべてだった。どうして私の恋人でいてくれないの?”と、静的なドラムを背景に壊れてしまった関係について嘆きの歌詞を展開している。

その他、アルバムには“GANGSTER FOR LIFE”を意味するバッド・ガール風のトラック「G4L」、フラメンコ・ギターと手拍子をフィーチャーした「TE AMO」、そしてエンディングを飾る「COLD CASE LOVE」とボーナス・トラックの「THE LAST SONG」など、完成度の高い楽曲が多数収められている。

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